前回は、エックスサーバーとWordPressで「モノトキ」を開設するまでの流れをまとめました。Mac miniの作業環境とブログの土台がそろい、ここからは記事を増やしていく段階です。
ブログを開設しても、「最初に何を書けばいいのか」「自分の経験が誰かの役に立つのか」と迷うことはあると思います。そんなときは、最近自分が調べたことや、実際に試したことを一つ選ぶところから始められます。
今回は、身近な体験を一つの記事にまとめる手順を整理します。これから個人ブログを書き始める人に向けた、記事づくりの基本です。
前回の記事:エックスサーバーとWordPressで「モノトキ」を開設するまで
最近「調べて、試したこと」を一つ選ぶ
記事の題材を探すときは、最近の買い物や休日、パソコンでの作業を振り返ってみます。特別な出来事でなくても、分からなくて調べたことには、同じところで迷う人がいるかもしれません。
たとえば、次のような体験が候補になります。
- 家族共用のMacに、自分用の作業環境を用意した
- ブログを始めるために、サーバーとドメインを調べた
- 子どもと出かける前に、駐車場や持ち物を確認した
- 普段使っている靴や生活用品を、何を基準に選んだか振り返った
「モノトキ」で取り上げたMac miniの設定やブログ開設も、これから同じことを始める人に向けて整理できる題材です。
家族共用のMacでブログ用の作業環境を用意したい人は、Mac miniを副収入用に設定した手順も参考にしてください。記事の題材を考えるときにも、自分が準備したことや確認したことを振り返るきっかけになります。
候補がいくつか出たら、手順や状況を具体的に思い出せるものを選びます。写真やメモが残っている体験なら、確認しながら書き進めやすくなります。
誰の、どんな疑問に答えるかを決める
テーマが決まったら、読む人の疑問を一文にします。
たとえば「Macについて書く」だけでは、扱う範囲が広すぎます。「家族共用のMacで、自分のブログ作業を分けたい人に、ユーザーを作る流れを伝える」とすると、必要な内容を選びやすくなります。
ブログ開設の記事なら、「初めて申し込む人が、事前に何を用意して、どこを確認すればよいか」が中心です。そこに記事の書き方や広告の設定まで詰め込まず、続きとして分ければ、それぞれを読みやすくできます。
書き始める前に、次の三つをメモしておきます。
- 読む人:これから同じことを始める人
- 困っていること:手順や選び方が分からない
- 読んだ後にできること:準備するものと、最初の一歩が分かる
本文を書いていて話が広がったら、このメモに戻ります。読者の疑問に関係するかどうかが、内容を残す目安になります。
本文より先に、見出しを並べる
いきなり長い文章を書こうとすると、説明の順番で迷いやすくなります。まずは「どんな順番なら伝わるか」を見出しで並べます。
手順を紹介する記事なら、次の流れを出発点にできます。
- 何をしたい人に向けた記事か
- 先に準備するもの
- 実際に進める手順
- 迷いやすい点や確認すること
- 終わった後に確かめること
愛用品の記事なら、「選んだ理由」「使っている場面」「良かった点」「気になる点」という構成も考えられます。
すべての記事で同じ見出しを使う必要はありません。読む人が知りたい順番に並んでいるかを見ながら、必要な項目に絞ります。
自分の感想と、確認が必要な情報を分ける
見出しができたら、まず各項目に箇条書きで材料を入れます。その後で文章につなげると、足りない情報にも気づきやすくなります。
ここで分けたいのが、実際の体験と、外部の情報です。
「申し込み前に契約期間で迷った」は、自分の経験として書けます。一方で、料金、キャンペーン、サービスの仕様などは、記憶だけで書かず、公開前に公式案内を確認します。
また、自分が使っていない機能や試していない方法を、「使って便利だった」と書かないことも大切です。調べて紹介する場合は、「公式案内ではこのように説明されています」と、体験との違いが分かる文章にします。
写真も、実際に使ったものや訪れた場所を説明できると、記事の具体性が増します。画像を用意するときは、住所、メールアドレス、注文番号など、写り込んだ情報も確認します。イメージ画像を使う場合は、実物の写真と誤解されない見せ方にします。
投稿前に、スマホで一度通して読む
原稿がまとまったら、WordPressに入力して表示を確認します。タイトルや本文だけでなく、カテゴリー、記事のURL末尾、アイキャッチも揃えておくと、投稿の準備が進みます。
Macの大きな画面では気にならなくても、スマホでは一つの段落が長く感じられることがあります。iPhoneなどでも読み、説明が続きすぎるところは段落を分けます。
公開前の確認は、次の項目を目安にします。
- タイトルと本文の内容が合っているか
- 記事の最初に、誰に向けた内容か書いてあるか
- 手順に抜けがなく、初めての人にも伝わるか
- 料金や仕様など、変わる情報を確認したか
- 写真や文章に、公開したくない情報が残っていないか
- リンク先が正しく、スマホでも読みやすいか
文字数を増やすことより、読む人が途中で困らずに理解できることを優先します。説明が足りなければ補い、同じ話の繰り返しは削っていきます。
身近な体験を、一つずつ記事にしていく
ブログの記事づくりは、体験を選び、読む人の疑問を決め、見出しを作るところから進められます。そこに実際の手順や感想を加え、確認が必要な情報を調べると、一つの記事の形になります。
「モノトキ」でも、Macの作業環境づくり、ブログ開設、お出かけ、日々の愛用品など、身近な題材を少しずつ記事にしていきます。
まずは最近、自分が調べて解決したことを一つ選んでみてください。そのときに知りたかったことを、同じところで迷っている人に伝えるつもりで書くと、記事の出発点が見えてきます。
次回は、できあがった原稿をWordPressに入れ、見出し・画像・リンクを整えて公開するまでの流れをまとめます。
あわせて読みたい:ブログを始めるまでの準備
作業環境づくりやブログ開設から確認したい人は、次の順番で読めます。
- Mac miniを副収入用に設定した手順:家族共用のMacに、自分専用の作業環境を用意するところから。
- エックスサーバーとWordPressで「モノトキ」を開設するまで:申し込み前の準備と、ブログ開設までの流れを確認。


